在職中の転職活動 管理職の体験談とノウハウ

損害保険代理店の事務管理者

仕事を持ちながら転職するメリットは次の仕事までのブランクが無くなるということに尽きると思います。しかしその反面、転職活動をフレキシブルに行えないというデメリットもあります。私の場合はもちろん会社には内緒で転職活動をおこなっておりましたので、一番苦労した点とは「いかに内緒で済ませるか?」というところです。
特に困ったのは転職先の面接を受けねばならない時です。応募者と雇用者の間で面接の日取りを相談するのですが、これがなかなか思うようにいきませんでした。
どうしても外せない候補先の場合は有給休暇を取得して臨んでいましたが、立場上思うように有給休暇を取得できません。なので、やっとの思いで時間を作れた時は転職が決定してもいないのに妙に達成感があったりもしました。

 

何故転職をしたのか?という理由についてはいくつかの事柄が挙げられますが、やはり人間関係の躓きが大きかったと思います。私の前職は自動車リース会社の事務担当でした。それなりの役職についており、給与待遇面においても大きな不満はなかったのですが、経営方針や社風の大胆な変化やそれに伴う人間関係の悪化についてゆくのがかなりの苦難となったのです。
ルーチンの仕事に必要であった損害保険の募集者資格を取得してあったことも転職を踏み切る大きな要因になりました。
仕方なく取得した資格でしたが、いざ転職という時に大きなきっかけとなってくれました。

 

 

販売関係の商品管理職

元々ずっと販売職畑の経験しかなかったのですが、なぜか上司によって商品管理部門に回されてしまい、毎日慣れない商品管理に辟易していました。
性格診断テストでも、管理関係の仕事は向いていないという診断結果がでたこと、社内メールや上司の言動などを見ていて、会社の経営があまり上手くいっていないことをこれは早めに退職をしようと考え転職活動を開始しました。
まず手始めに休日にハローワークへ行きましたが、明らかに女性向けの求人はパートやアルバイトばかりで、よくても派遣社員ばかりでした。
これはいけないと思い、自宅のパソコンで転職サイトをめぐり登録し、サイト内の履歴書や職務経歴書を入力しました。
ここまでは順調でしたが、田舎なせいもあり求人数も少なく、スカウトメールは保険関係かエステティシャンへの転職勧誘メールのみで、面接さえもままり受けられない状態でした。
web上での転職サイトは大卒や大手への転職メインのような感じがして、あまり期待はしていなかったのですが、これほどまでとはと多少ショックでした。
当時、私は27歳。今のうちに転職しておかないとと切羽詰っていたのですが、今の仕事はシフト制なので、面接を受ける場合でも他の社員へ代わってもらう言い訳を探すのが大変でした。

 

転職活動を始めて2ヶ月目で、数社の面接をどうにか受けることができましたが、1回目の面接まではこぎつけても2度目のお声かかりがない状態で、目標は転職活動3ヶ月目で上司に退職の意思を示すことだったのですが、これも雲行きが怪しいなと焦りも積もっていきました。
もう地元での就職は無理、他の県も視野に入れて転職活動をしようと思い始めた頃、とあるアパレルメーカーから面接を受けてみませんか?とお電話をいただき、面接を受けてみるとあっさりと合格しました。
アパレルでの経験はありませんでしたが、百貨店に入っているような大手の会社でしたので、落ち着いて接客もできるだろうし、在庫もそう抱えこまず安心だろうと思い、入社することにしました。
この会社も結局は会社都合で解雇されてしまうわけなのですが、転職ひとつとってみても、人生は本当に上手くいかないものなのだなと、つくづく思い知らされる出来事でした。