このサイトでは在職中の転職活動のコツ、メリット・デメリット、退職後に転職活動をしたほうがよいのかどうか、また、活用した方がいい転職サイトをご案内していきます。
在職中の転職活動メリット・デメリット
在職中の転職活動のメリットとデメリットについてまとめています。
メリット
- 退職後の転職活動とは異なり、収入が途切れないため精神的、金銭面での安定がある。
- 次の仕事を決めてから退職願を出せば、今の会社からの引き止めに合いにくくなる。
- 働きながらの転職活動なので、面接時に入社に対する意思表示や積極性を汲み取ってもらいやすくなる。
デメリット
- 在職中の転職活動はとにかく忙しい、活動時間や面接などなんとか時間を確保することが必要になってくる。
- 今の会社のの退職日と、次の会社の入社予定日の調整が必要。有給が余ってる場合は面倒になることも。
- いま仕事があるために、転職活動が面倒になると、転職の決意がにぶりやすい人もいる
退職後の転職活動 メリット・デメリット
こちらは今の会社を一度退職して、それから転職活動をすることについてまとめています。
メリット
- 退職後ということで仕事が無いため、転職の決断が入ってしまう。
- 在職中の転職活動とはことなり、時間をフル活用してじっくり転職活動をすることができる。
デメリット
- 転職活動が長引くと収入が途絶えるので、金銭面での余裕がなくなってくる。冷静な判断ができないことも。
- 会社からの引き止めにあうなど、転職の決断・意思で悩むことになる。(今の会社公認の転職活動の場合は問題ない)
- 退職後、転職先が決まらずブランクが4〜6ヶ月以上あると、次の会社応募時に説明する必要が出てくる。(半年もブランクがあることに疑問を持たれる)
在職中の転職活動がうまく行った経験から、個人的なアドバイス
→時間的なデメリットはあまり考えなくてよいと思います
在職中の忙しさの程度によるのかもしれませんが、デメリットとして挙げている時間の確保はなんとかなると思います。
会社への応募・面接のための時間は、事前に「平日昼の連絡は無理であること」、「平日夜または土日しか面接に使える時間が無いこと」、「電話連絡はこちらからする」などを先方に伝えておけばいいからです。
なかには会社にウソの口実で有給を取って休んだり、外回りの営業中に面接を受けようとする猛者もいますけど、企業によってはうまく調整すれば面接時間の配慮をしてもらえます。
※時間の調整を放棄したり、連絡を取れないままだと、転職の意思が無いと思われますので、その点だけ注意です
会社探しについては、勿論自分でインターネットを使って探すことも必要ですが、転職エージェントに任せるという方法が使えます。転職エージェントを使えば自分で求人を探す手間が省けるため忙しい人にもオススメです。また、今の自分のスキルやキャリアにマッチする求人や非公開の求人を紹介してくれるため、活用しない手はありません。
自分が使ってよかった転職エージェントをいくつかピックアップしていますので、使ってみてください。(無料です)
転職エージェントおすすめ3つ
「在職中の転職活動である」ことを伝えれば、企業情報の収集に協力してもらえますし、書類も通してもらえます。面接の調整などもしてもらえるので時間的デメリットなく転職活動ができますよ。
企業への推薦を行ってくれることもあるので、活用したほうがいいサイトです。
私も参加させてもらって直接企業情報を仕入れたり、その場でプチ面談なども行った事があります。
登録すればエージェントが担当してくれるので、リクルートのようなサービスも受けられます。リクルートエージェントに登録済の方はDODAも併せて登録しておくと情報の幅が広がりますね。
企業の求人は厳選していてブラック企業は弾くようにしてると言ってました。
ただし使えるエリアが決まっていて首都圏か関西圏のみでの利用となります。また40代以降は登録できませんのでご注意を。
在職中の転職活動、タイミングについて
転職活動のタイミングは人それぞれなので、ここでは理想論をお伝えしたいと思います。
会社は基本的に4月と10月のタイミングで人事異動を行います。また新入社員も中途採用者もどちらも社内研修などを行う時期です。なのでこのタイミングに向けての入社、転職活動が理想となります。
そして求人が増えてくるのもこのタイミングなので、そこに合わせられればベストと考えていきましょう。
一般的な転職活動は3ヶ月〜6ヶ月という統計があります。転職エージェントに登録、相談して、求人を探すのに1ヶ月半、面接1ヶ月、入社の日程を調整して早くても3ヶ月はかかります。
1クールで決めかねる場合は、もう1クールの転職活動を考えて6ヶ月ぐらいになる方が多いです。遅い人だと意思が固まらずにズルズル時間だけ浪費してしまう方もいます。
今は求人数が増えて、転職者側の自由度が高い売り手市場となっていますのでチャンスに合わせて決断することも大事かと思います。
在職中の転職活動が、いまの会社にバレないコツ
転職活動が会社にバレると様々な不都合がありえます。たとえば同僚から総スカンをくらうとか、評価を下げられるとか、仕事で無視されるとか、余計なことまで突っ込まれるとか。イチイチ面倒なので会社にバレないように転職活動をしましょう。
ここでは、バレないコツというか、こんなことしてバレてしまうミスをお伝えしますので、つぎのことに注意をして下さい。
- 会社のメールアドレスで転職サイト、転職イベントなどに登録しない
- 喫煙所や飲み会で愚痴ったり、うっかり転職活動中であることを漏らさない
- 会社のパソコンを使って求人情報を探したりしないこと
- 面接企業からの電話がかかってきて、あわてて会社内でとらない
- 普段は私服なのに、会社にスーツで出勤してしまってバレる
- 急に有給休暇が増えた
こういうところは気をつけて下さい。面接企業には日中は電話出れない、こちらから折リ返すから留守電に入れてくれなど調整いておくと良いでしょう。
いまや求人探しはインターネットを使うことが当たり前なので、もし自宅にパソコンを持ってない場合は漫画喫茶やネットカフェなどで情報収集するのも手です。(メールアドレスはYahooのフリーメールを使う)
こんな感じで隠密行動を心がけて。
在職中の転職活動が違法だと思ってる方も
まったく違法ではありませんので、気にしなくてOKです。仕事をしながら転職活動をするのは当然の権利ですし、したほうがよい話です。
もし上司にバレて、違法だなんだ言われてもきになさらず。